コナジラミからレモンを救え

家庭菜園

昨年、すす病になってしまったレモン。

「今年はどうかな?」と心配していたのですが、無事に花をつけてくれました。

昨年末にかなり時間をかけて大掃除した甲斐がありましたね。

ほっと一安心です。

 

すす病対策でしたこと

まず、葉っぱについた黒ずみを一枚づつ濡れタオルで拭き取りました。

タオルで葉を挟むように、葉を傷つけないように慎重に拭きとります。

何枚あったか数え切れませんが、けっこう手間のかかる作業でした。

ついでに枝についた黒ずみも拭き取ります。

そうこうしているうちに、綺麗だった白いタオルが真っ黒になってしまいました。

 

拭いても黒ずみが取れない葉や、すでに枯れかけている葉は取り除き、

風通しを良くする為に、かなり大胆に剪定をしました。

 

仕上げに、天然成分の殺虫剤「やさお酢」をふんだんにかけて終了。

「早く元気になれよ。」と液体肥料もサービスしておきました。



 

「切りすぎたかな?」とちょっと心配でしたが、

春になるとちゃんと若葉が出始めて安心しました。

 

 

現在の状況

before

 

after

 

きれいな緑で、元気な姿を取り戻しています。

花の数も昨年より多いので今年は期待が持てそうです。

 

 

や、やばいやつがでたー!!

今のところ、すす病の兆候はまだ見られません。

しかし、その原因となるやつらが繁殖し始めていました。

 

 

こいつらが「すす病」の原因となるコナジラミです。

試しに葉に直接水をかけてみると、たくさんの白い飛翔体が飛び出してきます。

「あーー、めっちゃいてるやん・・・・。」

 

コナジラミとは

体長3㎜以下のハエのような微小昆虫。

5月~10月に発生し、繁殖力が強く、条件があえば何度でも繁殖を繰り返す。

約28日という早い周期で「卵→幼虫→蛹→成虫」と完全変態する。

 

コナジラミによる直接被害

吸汁(きゅうじゅう)するので、葉が枯れたり色が抜けたりする。

 

コナジラミによる間接被害

排泄物を媒介に菌やウィルスが繁殖する。

すす病もその代表的なもので、あっという間に葉が黒くなってしまう。

 

 

ベニカスプレーマイルド

すぐにホームセンターへ買いに走りました。

一刻も早く成虫を退治しないといけません。



オーガニック栽培に使えるやさしいタイプです。

せっかくの家庭菜園ですので、なるべくなら化学薬品は避けたいのでね。

 

とりあえず、これを散布し続けて様子を見ます。

卵には効かないので、定期的に散布し成虫になったところを仕留める作戦です。

 

 

 

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