『テンカラビギナーの釣行記』 春の訪れを感じる布引谷

テンカラ
Angler
シンプルな道具と己の技術だけを頼りに魚と向き合うストイックなスタイルに憧れて始めたテンカラ。最近になって、ようやく趣味はテンカラですと胸を張って言えるようになりました。まだまだ発展途上ではありますが、未熟なりにテンカラの魅力や楽しさを伝えていければなと考えています。

 

  • 4月初旬の天川村
  • 気温 朝12℃ 日中18℃前後
  • 水温 12℃
前回(3月下旬)来た時よりもずいぶん春めいた天川村です。

 

 

西ノ谷

前回来た時は、上流の方ではまだ雪景色でした。ですが、今日はさすがに雪はないようです。

フィッシングセンター跡のやや上流から入渓します。

 

入渓後まもなくして1匹目をゲットしました。

小さいですが、安堵の1匹です。ちゃんとアマゴらしい流れのあるところで釣れたので、活性もだいぶ上がってきている様子です。さすがに12℃まで来ると、活性はまずまずのようです。

とはいえ、少し食いが浅い気がします。ツンとつつくものらなかったり、のったと思っても途中でバレてしまったりと、食い気MAXとはいかないようです。

 

ちょっとこましなサイズのイワナ君。

岩の陰から出てきたのだろう、ツンッ!っと引っ張るようなイワナっぽい当たりでした。これくらいちゃんと食ってくれたらバラしません。

 

 

布引谷

昼からは布引谷へ入渓します。ここも前回は雪景色でしたが、今日はすっかり春の装いです。

 

太陽も出て暖かくなってきたせいか、魚の活性も上がっているようです。魚の反応もサイズもあきらかに西ノ谷より良い感じです。

西ノ谷よりサイズアップしたイワナ君。

 

その後もポンポンと釣れます。

 

布引谷にきてからずっと気になっていたのですが、どうやらカエルが大量発生しているようです。なにやら流れてきたと思ったらカエルだったり、足を乗せようとしたらカエルだったりと、とにかくものすごい数です。

 

いつか釣ってしまうのではないかと危惧していたら、案の定引っかけてしまいました(笑)

これは何ガエル?? 大小さまざまで何種類かいるようです。中には見たこともない赤いカエルもいます。もともと赤い種類なのか? あるいは婚姻色のようなものなのか?? いい年になっても知らないことばかりです(笑)

 

 

その後も順調に数を伸ばしていきます。

 

今日一番美しいアマゴちゃん。良型でひれピン、色白でパーマークがくっきりとしてて、布引谷っぽい綺麗な魚です。

 

ここは絵にかいたようなイワナっぽいポイント。岩の下に毛ばりを送り込むと食ってきました。

同じ岩の反対側にもいい魚がついていました。

 

ずっと薄暗いところにいたので、黒っぽいイワナ君です。やせてはいますが25㎝と今日一番の魚です。

 

 

最後に

本日の釣果は計16本でした。昼からの布引谷が絶好調でした。三月下旬には1匹しか釣れなかったエリアなのに、暖かくなるとまるで別物でした。やはり水温の影響は大きいですね。

全体的にまだまだ痩せている個体が多かったのですが、これからいっぱい餌を食べてぷっくりとしたころにまた釣れてほしいですね。

 

 

 

 

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