オーストラリアで給油の際に困ったことはありませんか?
日本と呼び方が違うので少し戸惑うことがあると思いますので、ここで少し紹介しておきます。
目次
ガソリンは Unleaded Petorol
日本でいうガソリンは、オーストラリアでは Unleaded petrol=無鉛ガソリン となります。
何故わざわざ無鉛と付けるのかというと、昔(第二次大戦頃まで)は有鉛ガソリンが主流だったそうな。
しかし、大気汚染を抑制するために規制され、今では自動車は無鉛ガソリンのみの販売となった経緯の名残だと思われます。
日本ではここまで明確な表現はしませんので、一瞬戸惑いますよね。
レンタカーなどの一般的な車はこのUnleaded が主に使われていると考えてください。
オクタン価って何?
この言葉は、特に車好きでもないごく普通のドライバーには聞きなれない言葉だと思います。
Unleaded91、Unleaded98と言ったようにわざわざ数字がふってあります。
この数字こそがオクタン価と呼ばれるもので、着火点の高さとノッキングの起こりにくさを表す数値となります。
つまり
Unleaded91=(無鉛)レギュラーガソリン
Unleaded98=(無鉛)ハイオクガソリン (※United の場合)
となり、オクタン価が高いほど良いもの、値の張るものとなります。
給油所のブランドによって呼び名やオクタン価に違いがあり戸惑いますが、
基本概念さえ押さえておけばおおよその見分けがつきます。
Unleaded91=最も一般的なレギュラーガソリン
Unleaded95=ハイオクガソリン。”premium95 “と書かれている のも同じ。
Unleaded98=さらに高級ハイオクガソリン。”premium98”と書かれているのも同じ。
この辺りが主流となります。
つまり95以上がハイオク扱いとなります。
車によって適合燃料が変わります。
油種は給油口に表示ステッカーが貼ってある場合もありますが、
不明な時には車検証や取説で確認した方がよいですね。
Unleaded E10とは?
上記以外にガソリンスタンドによってはE10なるものが存在します。
Eはethanol(エタノール)の頭文字ですね。
これはバイオエタノールが10%含まれたレギュラーガソリンで、ざっくりいえばCO2対策のガソリンです。
オクタン価は91,94, 95と各社によって違いがあり複雑ですが、
よりエコなレギュラーガソリンと捉えればいいかと思います。
一応、E10の適応車種はありますが、今では大抵のレギュラーガソリン車で使用できるはずです。
レンタカーなどでは給油口に” E10 suitabale”というステッカーが貼ってあることもあります。
不安な方は事前に確認しておくことをお勧めします。
給油の仕方
給油はセルフで行います。
自分の車にあった油種を選択して給油します。
大体はUnleaded(レギュラー)、Premium(ハイオク)、diesel(軽油)の3拓です。
時に4拓の時もありますが、その時はオクタン価やE10の事を思い浮かべて正しく選択してください。
給油が終われば、車に鍵をかけてレジに支払に行きます。
給油スタンドのナンバーを告げて支払をすれば完了です。
給油中の際、タバコはもちろんですが、携帯電話の使用も注意されることがあります。
子供に給油させたりすることも禁止ですので、注意書きをよく読んで給油してください。
最後に
オクタン価91推奨車(=レギュラーガソリン車)にハイオクを入れても問題はありません。
ですので、迷ったときはオクタン価95位のものを給油するようにしています。
後々、レンタカー会社から多額の請求がきても嫌ですので、多少高くても我慢します。
ただ、ハイオク車にオクタン価の低いガソリンを入れると問題が生じる可能性があるので、
そこだけは注意を払っておいて下さい。
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