Angler
シンプルな道具と己の技術だけを頼りに魚と向き合うストイックなスタイルに憧れて始めたテンカラ。最近になって、ようやく趣味はテンカラですと胸を張って言えるようになりました。まだまだ発展途上ではありますが、未熟なりにテンカラの魅力や楽しさを伝えていければなと考えています。
待ちに待ったアマゴの解禁日です。本当は朝から丸一日釣りをしたかったのですが、今日は昼過ぎからの釣行です。一番の目的は釣券の購入、そしてついでにちょこっと竿出せたらくらいの勢いです。
川上村漁協
- アマゴ 10,000円
- 鮎+アマゴ共通 13,000円
今年はアユイングもしてみたいので、全域でアユイングが可能な川上村漁協で年券を購入しました。もっともアユは6月になってからですが、両方が出来るのはかなりお得です。
他川では、アユイングは一部エリアに限定されていたり、アユとアマゴの共通券がなかったりするので、まだまだマイナー感が強いので注意が必要です。
おととしの解禁日も同じように昼過ぎから釣りをしたのですが、その時に比べ釣り人の数が多かったように感じます。ルアー人気の為か、あるいは私と同じような考えの釣り人が増えているのかもしれません。
上谷川
まずは下見も兼ねて、放流エリアである北和田橋周辺を目指します。鮎のエリアでもあるので、足場やポイントなども確認できればと思っていたのですが、思いのほか釣り人の姿が多くて入渓点が見出せませんでした。
仕方なくそのまま通り過ぎ、人のいてなさそうな上谷川まで来てしまいました。完全に放流エリア外ですが、とりあえず入渓してみます。
水温計を忘れてしまったので実際のところわかりませんが、体感としてはかなり冷たかったです。暖冬だったとはいえ、日陰には少し残雪も見られます。水量は平水よりやや少なめといったところではないでしょうか。
小一時間ほど釣りをしましたが、まったくの無反応でした。風が少しあったせいか、あるいはシーズン初めで感が鈍っているのか、なかなかテンポがつかめずノーフィッシュでした。
中奥川中上流域
もう一つの放流エリアである中奥川下流域へ移動したのですが、やはりここにも多くの釣り人の姿がありました。時はすでに3時半を過ぎているので、朝から来た人は帰っているだろうと思っていたのですが、完全に当てが外れました。
仕方なく放流エリアを諦めて、中流域あたりまでやってきました。まだまだ奥はあるのですが、ポイント選びの時間も惜しいのでとりあえず入渓します。渓の中では暗くなるのが早いので、5時には上がりたいところです。
気持ちは焦るのですが、なかなか魚からの反応はありません。光量が徐々に減ってきているのか、寂しさが増していきます。
諦めかけた時に、流心からほど遠い、流れのほとんどないプールで魚からの反応がありました。アブラヤハヤかと独り言ちましたが、坊主よりはいいだろうと思い何度かキャストを繰り返します。
3度目のバイトでようやく針にのせることができ、釣りあげてみるとなんとちっちゃいアマゴちゃんでした。絶対にアブラハヤだと思っていたので、うれしい1匹です。


しかし、こんなところにいるなんて想定外です。私の中ではこうした場所はアブラハヤのポイントと決まっていたのですが・・・。
活性が低い時は流れのない場所に避難しているのかな?それとも減水で取り残されただけなのだろうか?? 謎は残りますが、何はともあれ坊主回避です。
その後、5時まで粘ってみたのですが結局アタリはそれっきりでした。
最後に
やっぱり3月頭は水温が低く、魚の活性が低いのでしょうかね。一昨年来た時も確か1匹だったような気がします。
次に来るときは、忘れずに水温計を携帯しておくこととします。とはいえ、坊主でなくて良かったです。どんなに小さくてもアマゴはアマゴなんでね。
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