『週末アングラーの釣行記』 夏の七川といえばクランクベイト

釣り
Angler
未だにバイブレーションの使いどころがわからない、そんな釣り歴だけは長い週末アングラーです。ハードルアーって意外と釣れる?!と思いだしたのはつい最近のこと。ようやく本当の意味でバスフィッシングが楽しくなってきました。いつまでたっても未熟な私ですが、へたくそなりの目線でバスフィッシングの魅力や初歩を共有していけたらなと考えています。

 

  •  7月末の七川ダム
  • 減水でバックウォーターは枯れ気味。水は濁っている。
  • 晴天無風。時折風が吹く程度
  • 気温31℃/水温27℃前後

 

 

ボート屋周辺

バックウォーターがかなり後退してきているようで、ボート桟橋のすぐ上流まで迫ってきています。しかも陸っぱりアングラーが既に3人も釣りをしていたので、奥まで進むことはできません。

シャローからアウトサイドまで、一通りお約束のトップを流したのですが気配はありません。一度だけ追いかけてくるバスが見えたが、口を使うまでには至らない様子でした。ならば少し沈めてみようと、シャロークランクに持ち替えました。

すると、1投目から反応がありました。

小さいながらも朝一の貴重なバスです。

 

数メートル先で続けざまにもう1匹。さっきよりはましなサイズ。

 

さらに折り返したところでもう1匹。

すべてベンドのアウトサイド。おかっぱりアングラーの手が届かないエリアで釣るという、ボートならではの優越感を味わえる瞬間でした。


 

 

古座川上流

平井川のバックウォーターをチェックした後、古座川の上流までやってきました。上流といってもまだ名物の立木周辺です。立木を過ぎてカーブしたあたりで既に浅くなっている様子で、この辺りも既にオカッパリアングラーに占拠されてしまっています。

各バックウォーター毎に3~4人は釣り人がいるので、バックウォーターでの釣りを諦めるしかありません。強引に割って入ったところで、既に撃たれまくっているはずなので、素直にボートでしか釣れないエリアを釣ることにします。

クランクベイトをメインに、ここぞという場所でフォローのヌードルを投げていきます。サイズこそ伸びませんが、居るべきところにはちゃんといるといった感じで、ぽつぽつとコンスタントに釣れ続けます。

ワンドの奥の子バススポットにて。

 

岬回りの切株や立木がからむポイントにて。

 

岬周りの岩のえぐれにて。スピナーベイトにも反応してくれます。

 

日が高くなるにつれ影もなくなり、釣り人的にもお魚さん的にも暑さがこたえます。魚のポジションも徐々に下がっているように感じます。朝より1段下を意識して釣りをしていきます。

 

暑さでバテてきたので、リアシートで休憩しながら適当になげてたら釣れた(笑) 無欲が生んだ40㎝弱のラッキーバス!!

立木の傍にヌードルを沈めたら、ギルかと思うほどの小さな当たりで食ってきました。真昼間は暑すぎるから、ちょっと深いストラクチャーの傍で休んでいたのでしょうね。


 



 


 

 

 

シェードの効果は絶大だった

4時過ぎになって日も傾き始め、ようやくいい感じのシェードを発見しました。魚を求めてというより、完全に自分たちの涼を求めてシェードに逃げ込みます。

心地よい風がシェード側の岸にあたり絶好のシチュエーションになっています。時合に突入しそうな時間帯でもあったので、ラストスパートへ向けてやる気もみなぎってきました。

 

本日大当たりのディープクランクで、立木の横を深いレンジまで潜らせていきます。すると、ぐぐっと心地よい重さが竿にのりました。ぐんぐんと竿をしならせる力強いファイトに大物の期待が高まります。

49㎝の素晴らしいバス! 50㎝には惜しくも届かなかったのですが、文句なしで今日一番の魚です。シェード、岩の張出し、立木、風のあたる面といった良い条件が揃っていました。やっぱりいい場所にはいい魚がいるもんです。

その後、このシェードが絡むストレッチで35~40㎝ほどの良型を一気に3本追加しました。この暑さで多くの魚がシェードに溜まっていたのだと思います。型も良いので、エリアとしてはここが一番いい場所のはずです。

まだまだ釣れる雰囲気だったのですが、ボートの帰着時間が迫ってきたので折り返して撃つことはできませんでした。もし折り返してたら、きっともう2~3匹は追加できたであろうと思います。

 

 

最後に

本日の釣果は大漁の20本越えです。49㎝を頭に23~24本位だったはずですが、バラシも多かったので途中で数がわからなくなってしまいました。ほとんどの釣果はクランクベイトによるものです。七川の濁り気味の水質がクランクベイトにマッチしているのかも知れません。

 

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