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- 5月中旬の七色ダム
- 大潮の二日目
- スポーニングシーズン
- 気温は21℃前後。水温はボート屋付近で19℃。
スポーニング・大潮・雨上がり・適水温と釣れそうな条件が揃っていて、期待値ばかりが上がる本日の七色ダムです。クランクやスピナベを中心に投げ、バスが見えたらネチネチ攻めるという、春ならではの作戦でいきたいと思います。
大又川中上流域
ボート屋から上流に向けて流しながら釣り開始です。とりあえず朝なのでトップから投げてみますが、いつもどおり反応はありません。オーバーハングが多すぎて岸際まで入れることが難しいので、色々とルアーを回しながら様子見です。
大きなベンドにさしかかった所で、木の上に陣取っているネストっぽいバスを発見しました。小さいですが、ここは手堅く仕留めておきたいところです。
30㎝あるかないか、小さいながらしっかり縄張りを守っていました。4インチのテキサスではうまく口に入らなかったので、スモラバに変えたら1発でした。せこいですが坊主回避の大事な一匹です。
しばらくして、タイニーブリッツDRに反応がありました。さっきよりはましなサイズです。
倒木の枝の下から大慌てで出てきて食いつきました。まったく見えていなかったのですが、やはりちゃんと隠れているようです。枝に当たって予期せぬ動きになったので、上手く食いきれずリアフック1本という危ういかかり方でした。
さらに釣りあがったところで再びネストのバスを発見。お約束の赤クローのテキサスで釣り上げます。
これも30㎝未満とサイズは乏しい。スポーニングが始まった直後に大会があったので、めぼしい魚はあらかた抜かれてしまったのでしょう。ネストを守っているのはこうした小さいバスばかりです。
本流筋~大井谷
トップシーズだけあってかなりのボートが出艇しているようです。大又川の上流にも黒潮ワンドにも多数の先行者がいたので、仕方なく本流まで下ってきました。
小さなワンドの流れ込みのドシャローにヌードルを投げると、ピクピクとアタリが連発します。ブルーギル&超子バスであることは百も承知ですが、アタリがある限り投げることを止められません。
ついに合わせた魚は口に親指が入らない程の小さなバスでした(笑) 下手すりゃギルの方が大きかったかも知れません。
この水深、この透明度でも見えなかったほどの子バスです。それをあえて狙って釣った自分が恥かしい。
その後もヌードルへの反応は抜群で、子バスが何匹か釣れました。
そこそこ数が釣れた時点でストロングな釣りに変えるべきだったのでしょうが、このままでも大きいのが混じるかもしれないという淡い期待に負けてしまいました。
そんなヌードルで釣れたこましなバス(35㎝)。
岩のえぐれに潜んでいました。結局、これが本日の最大魚となってしまいました。
帰着迄残り1時間を切ったところで、ボート屋周辺で最後のドラマを求めて大物の見えバスを探します。朝に見つけた大きな天才君も再度チェックしましたが、誰かに釣られてしまったのか、オーバーハングに身を隠しているのか、結局見つけることが出来ませんでした。
しかし、その付近で明らかに40upであろうネストのバスを発見しました。帰着時間を考慮に入れると残り時間30分程。この魚を最後と決めてネチネチ攻めます。果敢にルアーにアタックをしてきて、あと一歩のところまでいくのですが、なかなかフッキングが出来ません。
終了時間は刻一刻と迫ってきます。周囲にいたボートもいなくなり、夕方の寂しい雰囲気が漂い始めます。あと10分、あと5分、とギリギリまで粘りましたが、結局釣り上げることができずにtime upとなりました。
最後の最後ででかい魚を見つけ、釣れないまま時間切れになる。この時期のあるあるですね。ボート屋さんに迷惑をかけられないので、後ろ髪をひかれる思いで見えバスを後にしました。
最後に
本日の釣果は35㎝を頭に11匹でした。数だけ見れば好釣果なのですが、小さなバスばかりだったので手放しでは喜べないところもあります。もう少し巻いて釣りたかったというのが本音ですが、ヌードルを手放すことができなかったので仕方ありません。次こそはガンガン巻いてストロングな釣りをしたいですね。
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