- 11月下旬の池原ダム
- 気温は12℃前後、水温は16℃前後
- 水温が下がりきらず、一番難しい状態が続く
- ダムの水位は釣行の度に減っていく。
目次
3度目の挑戦
10月下旬&11月中旬の釣行時と同様に、朝は1/2以上のスピナーベイトやディープクランクを巻いて、昼前からディープをネチネチ攻める作戦です。これがベストなのかはわからないが、他に思いつかないので仕方がありません。
前回までに得た情報として
- 前鬼筋の中流域に25mラインのディープフラットがあるらしい
- 椿島の南側に伸びる岬が好ポイント。その先にディープフラットもある
- ボート屋周辺が実は一番魚影が濃い
- やはり岬周りにベイトフィッシュが多い
- トップから25mラインまで幅広く釣れる。いかに魚を見つけるかがポイントとなる
- シャローには小バスの姿はない。まれに回遊している大型を目撃する程度
これらを踏まえたうえで、シャローにわずかな期待を残しつつ、目指す前鬼のポイントまでは巻き続けます。魚探の反応が良いところ(私の場合はフィッシュアラームが鳴りまくるところ)は少し粘って、ワームを入れていきます。
正直のところ、魚探の見方はいまいちわかりません。前回借りたボートでは魚マークが出るタイプでした。魚マークの色や大きさでサイズがわかる魚探でしたが、今回のそれは違う種類のものでした。大きな魚マークを探して釣りをするつもりでいたので、はやくも出鼻をくじかれてしまいました。
釣りをしていると、ごくごくまれに大きな魚が回遊しているのが見えます。しかし、それも一瞬のことでアッとい間に見失ってしまいます。一度だけスピナーベイトにチェイスしてくる魚を見たのが、午前中の最大の見せ場でした(笑)
前鬼筋中流域
これはあくまで私の推測に過ぎないのですが、おそらくこの辺りにディープフラットが存在するはずです。ごついバスボートの猛者たちがこの周辺にやってきては釣りをしていたので、全くの見当はずれでもないはずです。
本腰をいれてディープフラット探しをしようとしたのですが、ここで大きな問題が発生しました。肝心かなめの魚探が使い物にならないのです。勝手に電源が落ちてしまい、ONにすると起動はするがすぐに落ちるといった具合です。これでは思うように釣りが出来ません。
この症状はエレキと連動しているようで、エレキを踏むと落ちる感じです。となるとバッテリーの充電不足か劣化かとも考えられますが、今更どうこうする気にもなれません。仕方がないので、気になるところでONにして水深をチェックし、エレキを踏まないように風の向くままに流される作戦をとりました。
移動してはONにして流される。そんなことを何度も繰り返していると心がどんどん消耗していきます。アタリの一つでもあればテンションも維持できるのですが、まったくのノー感じです。ベイトフィッシュもいてるので釣れそうな雰囲気はあるのですが、私のロッドにはなんの反応も出ませんでした・・・。
(エレキさえあれば釣れたのに・・・)そんな言い訳が成立したなと考えながらボート屋周辺まで戻り、坊主までのカウントダウンをすることにしました。
椿島の岬
もう完全に心は折れていますが、最後のワンチャンスにかけて椿島の南側の岬にやってきました。しかし、そこにはやはり先行者が張りついていました。
前回も前々回もここにはボートが張り付いていました。どうやらかなりの人気スポットのようです。椿島の南側に赤土の岬が伸びていて、そこを狙っているのだそうです。さらに岬の先にはディープフラットもあるので、沖の方でも魚探を見ながら釣りをしています。
私も同じようにまねごとをしてみたのですが、魚探がないので何をやっているのかもわからず、そのまま帰着時間となりました。
最後に
残念ながら、本日もノーフィッシュでした。これで秋の池原ダムは三連敗となります。金銭的なダメージだけでも減らそうと2馬力艇にしておいて正解でした(笑)
巻物の秋といわれ、いかにもトップシーズンかのような錯覚に陥るのですが、実はこの季節が一番難しいです。もう少し季節がすすんで水温が15℃をきってくれば、全域に散っていたバスがディープとシャローにくっきり分かれてもっと釣りやすくなるそうです。
釣り易くなるといってもチャプタークラスの上手い人の話だろうから、私のようにディープの釣りができない者にとってはあまり関係のない話かもしれません(笑)
やっぱり難しいですね。坊主続きで悔しいですが、このままおとなしく冬眠して春を待つほうが賢明なのだろうと思います。
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