『週末アングラーの釣行記』 雷雨の合川ダム

釣り
Angler
未だにバイブレーションの使いどころがわからない、そんな釣り歴だけは長い週末アングラーです。ハードルアーって意外と釣れる?!と思いだしたのはつい最近のこと。ようやく本当の意味でバスフィッシングが楽しくなってきました。いつまでたっても未熟な私ですが、へたくそなりの目線でバスフィッシングの魅力や初歩を共有していけたらなと考えています。

 

  • 7月上旬の合川ダム
  • 雷雨。午前中で雷はおさまったが、雨は止むことは無かった。
  • 気温は23℃。熱中症の心配をしていたのだが、むしろ雨に濡れて寒いくらい。
  • 水温24℃前後。水の中はきっとアフター~アーリーサマのはず。
  • 水色はクリア。しかし雨で水中の様子はわからない。

 

日置川

雷鳴が轟くなか、日置川の上流からスタートします。夏っぽいバスがいるか確認しにきたのですが、 雨のせいで水中は見えません。なにより雷が怖すぎてそれどころではありません。

頭の中は、稲光から雷鳴までの時間をカウントすることに精一杯です。10~15秒の間隔があるのでまだ大丈夫と自分に言い聞かせていました。

間隔が5秒を切ったら一旦避難しようか? その時はどこに避難する? 橋の下? 湖面のど真ん中で身を低くする? ボート屋まで戻る? オーバーヘッドよりサイドキャストの方が少しは安全? なんてことを考え、全く釣りに集中できません。

キャストこそはしてますが、心ここにあらずです。本当の意味でのただ巻きです。しかし、それが逆に一定のリズムで引くことに繋がったのか、ボートの手前4m程のところで “ボガッ!!” っという爆音と共にド派手なバイトがありました。ファイトしている間も雷は鳴っていましたが、この時だけは恐怖心を忘れ魚に集中していました。

45㎝のナイスバス。バックリとポンパドールに食らいついています。

おそらく水深は3~4m。下の方から上がってきてバイトしたのだと思います。ポンパドールのルアーパワーで寄せてきた1匹です。今日はこのルアーで釣ることを第一の目的としていたので、既に一仕事を終えて大満足です。



その後、1匹だけバックウォーター付近で魚影を確認しましたが、サイトで釣れるような状況ではありませんでした。とりわけ魚影が濃いといった訳でもなさそうです。

折り返して下る途中に、ベンドのインサイドでクランクで子バスを引っ掛けました。

このサイズがアタックしてくるということは、小バスの活性は高いのかもしれません。


前の川 大岩エリア

大岩エリアに差しかかったところで、タイニーブリッツDRで1匹追加しました。 ルアーをサイズダウンしたので、それに伴いバスもサイズダウンしてしまいました。

それにしても小さすぎる(汗) 10㎝あるかないかのサイズです(笑)


 

良いのが出たのは朝一だけで、その後だんだんとアタリが遠のいていきます。話題のボウワームヌードルを投入するも、じっと待つことが出来なくてすぐに投げ出してしまいました。

雷はだいぶおさまってきたのですが、雨は相変わらず降り続いています。もうすでにレインウェアの中までぐしょぐしょです。雨に打たれる時間に比例して、心がどんどん削られていきます。ルアーロテーションをしたり、新たにリグを作ったりすることさえ億劫になってきました。

 

 

将軍川 古屋ワンド

古屋ワンドの岬周辺でこれまた小さなバスを引っかけました。

今日はこんなのばかりです。木の葉が引っ掛かったのかと思った程です。タイニーからノーマルサイズに戻しても、バスのサイズは変わりませんでした。大きなバスはきっと下の方に沈んでいるのだろうと思われます。

 

何を投げてもダメなときは案外トップが効く!と誰かが言っていたのを思い出し、ビハドウに交換します。しばらく投げていると、ジュボッ!と出ましたが、合わせが効かなかったのか途中で外れてしまいました。残念です。

その後、ダムサイト付近でもう一匹、小さすぎず、けれど大きくもないバスをゲットして帰着時間とあいなりました。

 

 

雷との距離

後で調べたのですが、こんな公式があるようです。

【雷との距離(m)=光ってから雷鳴が聞こえる迄の時間(秒)× 340(m/秒 )】

つまり光ってから10秒後に雷鳴が聞こえたのであれば、雷との距離は3,400m。15秒後であれば5,100mということになります。3~5㎞もあれば安心と思えるかもしれませんが、実はそうでもないみたいです。

雷鳴の聞こえる範囲は10㎞前後で、雷鳴が聞こえる範囲内であればどこにでも落ちる可能性があるそうです。雷鳴が遠いからと言って、一概に安心は出来ないということです。

湖上で雷鳴が聞こえたら、まずは勇気ある撤退を考えねばなりません。すぐに避難できない場合は、4m以上の木や建物を避雷針がわりにするしかなさそうです。そうすると、やはり橋の下付近は有力な避難場所なのかなと考えたりもします。正しいかどうかはわかりませんが(笑) きっと車の中が一番安全なので、まずは車まで避難することを考えましょう。

 

 

最後に

朝一で良いのが釣れた時点で、今日はすでに終了していたのかも知れません。全部で5匹釣れましたが、サイズを考えると釣果と言えるものだったかどうか。全体的にかなりしぶい合川ダムでした。

結局、今日もワームでは1匹も釣れませんでした。それもそのはず、あまり投げていませんし、じっくりと待つことも出来ないので、釣れなくても当然です。

次に釣りをする時にはきっと夏本番でしょうから、どっしりと構えて、ネチネチとワームメインの釣りをしてみたいと思います。

 

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