• 5月下旬の七色ダム。大潮の初日
• 水温は21℃～24℃。
• 水面は－1mくらいだろうか。七色にしては減水しています。
• 赤潮のために濁っている。池原のボトムに溜まった汚い水が流入しているせいだとか。

七色ダム上流部（バッシングロードやや下流）

朝一なのでまずはトップから流します。前回の釣行で1軍入りを果たしたバズJET.jrから始めます。ボートが少ないせいか、いつもより静かな七色ダムです。シャローではライズがあがり、水の中の雰囲気は良さそうです。

ほどなくして、ジュボっというスプラッシュ音とともにルアーが消えました。「あ、でた！」といつもより冷静に対処できました。少し送り込んでからしっかりフッキングします。

ガッツリ食っているかと思ったのですが、そうでもなくあやうい掛かり方でした。釣り開始早々の価値あるモーニングフィッシュ。ありがとうバズJET.jr！ おかげで坊主は回避できました。

水温は24℃。すでに初夏を感じさせる陽気です。下流に行くにつれて水の濁りが増していきます。スロープ60の対岸あたりでクランクベイトにアタリがありました。

ツヤツヤの綺麗なバス。尾ひれが大きくてまだまだ大きくなりそうな個体です。

まだ釣り開始から2時間ですが、これで既に3本目です。七色にしては出来すぎなくらいの滑り出しです。

サイトフィッシング

スロープ60の手前で折り返して、今度は対岸を釣りあがります。小さい魚の活性が高そうなので表層系の小型プラグでアタリがとれないかを試しつつ、同時に見える大きな魚を探します。

46㎝のいいサイズ。見えてた魚です。

44㎝のこれまたグッドサイズ。

これも40up。

結局、この区間（スロープ60から橋の下まで）だけで4本追加しました。どれも見えバスでしたが、サイズがいいのばかりです。

橋の下付近で果敢にエサを追いかけていたバスをピクロで掛けたのですが、ファイト中にバレてしまいました。ピクロで初fishといきたかったのですが残念です。

そのまま最上流部まで釣り上がりましたが、上に行くほどに見える魚は減っていきます。スポーニング最盛期ならば、上流部にはたくさん魚がいるはずです。しかし、どうやらその時期はすでに過ぎてしまったようです。これからはアフターの魚が増え、ネストが残るとしても下流域なのだろうと思います。

放水口付近まで戻ってくると、うようよと大きなバスが多数泳いでいました。しかし、ここのバスは常にハイプレッシャーに晒されているせいか、これまで釣れた試しがありません。さらに、今日は大きなゴミだまりができていて、何を投げてもすぐに絡まります。

ゴミだまりの下で勢いよく魚を追いかけているバスがいるので、普段は使わないフロッグを持ち出して、手あたり次第にごみの薄い部分を狙って投げ込んでいきます。

すると、ぼわんと水面が波打って、ぐーっとラインに重みがかかりました。喜び勇んでフッキングしたのですが見事にすっぽ抜けてしまいました。残念ですが、束の間の興奮を味わえたのでよしとします。

すぐ近くで大きなバスボートに乗ったプロっぽい二人組が、私と同じように頻発するライズを狙い撃ちしていました。そして、いとも簡単に魚を釣り上げていきました。

うーん、何が違うのだろうか・・・。彼らのリグまでは見えませんでしたが、ワームであることは確かです。私もフロッグではなく針を隠したノーシンカーでゴミの上を引いてきた方がよかったのだろうか。

最後に

再びスロープ60付近まで戻り、最後の1本（45㎝）をゲットしたところで今日の釣りはおしまいです。

本日の釣果は全部で9本。内4本が40UPという我ながら素晴らしい釣果でした。サイトがメインでしたが、ハードでも釣れたので満足のいく釣りができました。

春＋大潮のタイミングだったので、見える魚も大きかったように思います。全体的に活性も高く大潮の恵みを存分に享受した1日となりました。

次に来るときは完全にサマーパターンなのだろうと思います。そうなるといつものツンデレが激しい七色ダムが戻ってくることでしょう。春のサービスタイムは間もなく終了となります。