『テンカラビギナーの釣行記』 吉野川に挑戦(川上村漁業協同組合)

テンカラ
Angler
シンプルな道具と己の技術だけを頼りに魚と向き合うストイックなスタイルに憧れて始めたテンカラ。最近になって、ようやく趣味はテンカラですと言えるようになりました。まだまだ駆け出しで発展途上の視点ではありますが、テンカラの魅力をお伝えし、この釣りの楽しさを共有できればなと思います。

漁協の管轄内に二つのダムが存在する川上村。吉野川を本流として多くの支流が存在します。とにかくエリアが広いので、年券を買ってじっくりと攻めたいフィールドです。

まずは足掛かりとして、年券の購入と川の様子を見に行くことにしました。NEW本流ロッドの試し振りもしたかったので、3時からという遅い時間からの入渓となりました。

 

川上村漁業協同組合(吉野川)

  • 年券 10,000円 (アマゴ&アユ共通 12,000円)
  • 日券 3,000円 (解禁日から2週間は3,500円)
  • アクセス 大阪から約1時間半
  • 対象魚 アマゴ

吉野川には、大滝ダム(下流側)と大迫ダム(上流側)の二つのダムが存在し、その区間は釣り禁止エリアとなっています。大滝ダムの上流と下流に成魚放流があり、大迫ダムの上流には発眼卵の放流があります。ダム湖区間は釣り禁止エリアなのですが、支流ならば釣りが可能です。

餌釣りで狙うなら成魚放流している本流区間を、テンカラなどで天然物を狙うなら大迫ダムの上流部や、その他の支流がメインフィールドになるのだろうと思います。

漁業券の販売箇所はHPで確認できます。今回は大滝ダム手前にある山本釣具店で購入しました。親切なおばあちゃんが丁寧にポイントなどを教えてくれました。ブドウ虫などの餌やルアーも販売していましたので、不足があれば立ち寄れそうです。

 

東川(うのがわ)

 

東川の集落、すみよし橋付近。今日はあまり時間がないので、手っ取り早く入りやすそうな本流に入渓します。階段があるので簡単に川まで降りることが出来ます。

 

流れは大きく緩やかで所々に早瀬があるといった渓相です。水深はかなりありそうです。ゆったりとした流れの中では毛鉤は無力なので、所々にある瀬の変化を狙います。放流区間となっていますので、魚は間違いなくいるはずです。

初めてなので平水がどの程度なのかは分かりませんが、支流である音無川にほとんど水がなかったので、吉野川も平水よりやや少なめだったのだろうと推測します。

 

 

流れのヨレでアタリがありました。

 

22㎝、グッドサイズのアマゴです。吉野川&NEWロッドでの記念すべき第一号です。

NEWロッドは重さが気がかりでしたが、思っていた以上に苦もなく振れたので良かったです。竿の抜け感もよく、ハリがあって先調子な印象なのでキャスト精度もまずまずでした。バッドもしっかりしていてロッドのパワーも申し分無さそうです。

何といっても遠くまで振り込めるので、これまで届かなかったポイントを攻めることが出来るのが嬉しい。長さがあるので風の影響はこれまで以上に大きいが、風さえクリアすればかなり釣りの幅を広げてくれそうです。


 

最後に

解禁日ということでかなりの人手を予想していたのですが、結局この日は釣り人に出会うことはありませんでした。雪がちらつく寒さで、朝からの釣客はすでに帰ってしまったそうです。それにしても、人が少ない印象です。天川の解禁日と比べると雲泥の差です。

天川の人気が高すぎるのか、川上村の人気がないのか、いずれにせよ釣りをする上で人的プレッシャーが少ないことに越したことはないので良しとしましょう。

軽く竿を振りたかっただけなのだが、運よくNEWロッドでの初FISHもゲット出来たので大満足です。わざわざ来た甲斐がありました。

 

 

 

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