『テンカラビギナーの釣行記』 雨の天川ひとりぼっち

テンカラ
Angler
職業漁師になりたい!とまでは思いませんが、シンプルな道具と己の技術だけを頼りに魚と向き合うストイックなスタイルに憧れてテンカラを始めました。しかし、現実は想像以上に厳しかった。魚を釣るどころか枝と格闘するばかりの日々。そんなツッコミどころ満載の私ですが、ビギナーならではの視点でテンカラの魅力をお伝えできればなと思います。

 

解禁日から1週間後の日曜日ですが、あいにくの雨です。とはいえ特にやることもないので、昼から天川へ行ってみることにしました。

  • 解禁からまだ1週間なので、解禁パワーが残っているのではないかという期待
  • 通行止めが解除されてから初めての週末。上流域にまだチャンスはあるのではという期待
  • 雨なので人がこない。ロープレッシャーで釣れるのではないかという期待
  • 水量があるので魚の警戒心も緩んでいるのではないかという期待

そんなこんなで、期待に胸を膨らませながら向かっていたのですが、天川に近づくに釣れて本降りになっていく気配。失敗したかなと思いながらも短期決戦で挑みます。

 

母公堂(ははこどう)のやや上流から入渓

母公堂を過ぎたあたりの小さな橋の手前から入渓します。駐車スペースもあり、川まで近いのでとても入渓しやすいポイントです。

水量は雨のおかげでやや多めだが、危険を感じるほどの増水ではない。雨も小降りになってきたし、とてもいい感じです。

もちろん使うのは前回に結果を出したビーズヘッドの毛バリです。前回の釣行後にさらに増産して、カラーバリエーションもつけてみました。完全に自己満足ですが(笑)

 

結論から言いますと、今回の釣行は私史上一番の釣果でした。アマゴ6匹とイワナが2匹という、坊主が当たり前だった去年までの自分からは想像もできない爆釣です。

ヒットポイント①

手前の3つの石の間から出てきたイワナちゃん。つつっと横にラインが動くようなアタリでした。

 

 

ヒットポイント②

中央の白波が消える辺りで食いついてきたアマゴちゃん。

 

ヒットポイント③

画面中央、流れの真ん中の深くなっている辺りで連発。底の方に数匹溜まっていたのだろうと思われます。

全部ではありませんがヒットポイントはこんな感じです。ヒットポイントの写真を撮っておくと、後で自分なりに答え合わせが出来るので便利ですね。写真を見返すと、やっぱり魚は居るべきところにいるんだな、とつくづく思います。

 

最後に

今回は期待した通りにバッチリはまった釣行でした。雨の恵みで魚の活性は非常に高かったし、水量もあり、さらに釣り人がいないといういいこと尽くしでした。

雨は断続的に降っていたものの、3時間程度の釣行だったので我慢できました。これが朝からだと、さすがに心が折れていたかもしれません。

数が釣れたことも大きな収穫なのですが、今回の釣行での一番の収穫は見えているアマゴを狙って釣りあげられたことです。

上流を向いて、沈み石の下流側に定位しているアマゴに、後方からアプローチして口を使わせることが出来たことは私の中で大きな進歩です。

積極的に仕掛けて釣る!というテンカラ本来のスタイルにすこし近づけたような気がします。

 

 

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