『テンカラ入門編』 効率的なロッドの揃え方

テンカラ
Angler
職業漁師になりたい!とまでは思いませんが、シンプルな道具と己の技術だけを頼りに魚と向き合うストイックなスタイルに憧れてテンカラを始めました。しかし、現実は想像以上に厳しかった。魚を釣るどころか枝と格闘するばかりの日々。そんなツッコミどころ満載の私ですが、ビギナーならではの視点でテンカラの魅力をお伝えできればなと思います。

効率的なロッドの揃え方

テンカラは川幅に応じてロッドの長さを変える必要があります。今は1本でやっていますが、いずれは後2本買い足して、合計3本は揃えたいなと考えています。

さらに贅沢を言えばロッドのメーカーも揃えたい。完全に自己満足なのですが、今使っているロッドをベースに宇崎日清で揃えるとこうなります。

  • 源流用 PROSPEC 2WAY  2.7m~3.1m 6:4
  • 渓流用 PROSPEC 2WAY  3.1m~3.6m 6:4  ←現在使用しているロッド
  • 本流用 PRO SQUARE スーパーテンカラ  4.5m 6:4




これだけあれば全流域を網羅できます。入渓ポイントに応じてロッドを使い分けることが出来ますし、入渓後の微調整も2WAYですので簡単に行えます。

1本約11,000円~1,3000円前後なので、3本でも40,000円未満の買い物です。また、それぞれのロッドに長さ・調子の違う製品がありますので、好みの組み合わせを楽しむことができそうです。

 

シマノでも同じように網羅的にそろえることができます。いわゆる「テンカラ3兄弟」というやつです。

  • 源流用 パックテンカラZW 3.1m~3.4m
  • 渓流用 渓流テンカラZL 3.4m~3.8m
  • 本流用 本流テンカラNP 4.4m




しかし、シマノのロッドはどれも2万円を超えてきますので、かなり高額になります。揃えるとなるとかなりの覚悟が必要です。

カバーできるレンジも少しだけ違います。一番短くして使用しても3.1mです。個人的にシマノへの強い憧れはありますが、コスパを考えると宇崎日新の線が濃厚です。また2m台のロッドがあるというのも宇崎日清の大きな魅力です。

 

もちろん、一度に3本も買うわけではありません。最初の一本は、最も汎用性の高い渓流用(←便宜的にそう呼んでいます)となります。欲張らなければ、これ1本で全域をカバーすることだって可能です。

ですが、釣りをやっていくうちにもっと欲しくなるのが釣り人の性です。今あるロッドでも使えない訳ではないのですが、源流域になると「もう少し短いロッドがあればな。」と思うことが多々あります。

また、本流域になると攻めきれないポイントが良く見えてくるもので、今のロッドでは届かないポイントにこそが魚が潜んでいるのではと、ついつい欲が出てしまいます。

 

流域の考え方

テンカラのフィールドとなる川は3つの流域に分かれます。

源流域・・・

川の上流部。川幅が狭く川を容易に渡ることが出来る。頭上には木が多い被さっていることが多い。イワナ等を狙うならこの流域になります。2.5m~3mのロッドが最適。

渓流域・・・

川の中流部。源流より川幅が広く、落ち込みや大きな淵も存在する。場所を選べば川を渡ることが出来る。頭上に木々が多い被さることもあるが、源流域よりはロッドを振りやすい。3.6m前後のロッドが最適。

本流域・・・

川の下流部。川幅が広く、歩いて川を渡ることが出来ない。川幅が短いロッドでは狙えるポイントが限られてくる。ですので4m~4.5mの長いロッドが必要となる。

 

ただ流域の捉え方には個人差があります。ですので一概にこの通りだとは言えませんが、私はこのように解釈しています。

釣りの対象魚によっても呼び名が変わることがあります。一般的に、アマゴやイワナを狙うものを“渓流釣り”と呼び、オイカワやウグイを狙うものを“川釣り(=清流釣り)”と呼びます。

この場合、清流=本流というイメージで捉えています。テンカラでもウグイやカワムツなどが釣れることがあります。これらの魚はだいたい私が思う本流で釣れるので、対象魚によって呼び分けるのも一つの方法なのかなと、妙に納得したりもします。

 

まとめ

  • 源流・渓流・本流にあわせた3本のロッドが欲しい
  • コスパ重視なら宇崎日新で揃える
  • ブランド重視ならシマノのテンカラ3兄弟で揃える
  • アマゴ・イワナは渓流釣り
  • オイカワ・ウグイは川釣り

とりあえず、来シーズンにはもう1本源流用に短いロッドを新調したいと思います。

 

 

 

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