釣り
Angler
未だにバイブレーションの使い方がわからない、そんな釣り歴だけは長い週末アングラーです。ハードルアーって意外と釣れる?!と思いだしたのはつい最近のこと。ようやく本当の意味でバスフィッシングが楽しくなってきました。いつまでたっても未熟な私ですが、へたくそなりの目線でバスフィッシングの魅力や初歩を共有していけたらなと考えています。
目次
フィールド条件
秋も深まった11月初旬の七色ダム。水温は17℃前後、やや濁り気味で巻きたくなるような水色です。一部ターンオーバーが始まっているとの情報がありましたが、見た限り酷い状況ではなさそう。しかし釣果情報を見る限り、巻いてる場合ではなさそうなタフな状況です。
朝の数時間だけ巻いてみる
釣果情報はあくまで昨日までのもの。自分自身にそう言い聞かせて、実は活性が高くてガンガンとバイトしてくるかも、と期待しつつ朝だけ巻いてみることに。
夏に調子の良かった上流エリアから釣り始める。水温はぐんと下がって13℃台。水は超クリアだし、期待は薄い。
クランク、スピナベと巻いてみるのだが、当然のごとくアタリはない。ウグイの姿はちらほらと見て取れる。ウグイの中にバスが混じっていた経験もあるので、念の為ネコリグも投入するがノーバイト。
1匹だけバスらしい魚影は確認できましたが、すーっと消えてそれっきりです。時間がもったいないので、早々にこのエリアに見切りをつけます。
ディープのお勉強
やっぱりレンジは低いということを確認して、中下流域でのディープの釣りに切り替えます。ディープの釣りなどと格好よく言ってみたものの、確固たる自信を持てるポイントなどありません。山岡プロが動画の中で釣っていたであろうポイントだけが頼りです。
はっきり言ってディープでは釣れる気がしません。「ディープってどこ?」というのが正直なところです。一応、今日狙うレンジは8m~15m、根拠などはありません、ただの見様見真似です。
お目当てのポイント目がけて移動していると、バスボートの一団に遭遇しました。しまった!またもやかぶってしまった、お馴染みのNBCの猛者達です。
この一団と遭遇して良い経験をしたことがありません。何故なら、歴戦の猛者たちが叩いた後に、私のようなアングラーが釣れる魚など1匹たりとも残らないからです。
そんな黄緑色のエンジンベルトを巻いた猛者たちが、わずか200m程のストレッチに15台ほど、所せましと並んでいます。釣りの邪魔にならないように、縫うように通り抜けなければいけない程の密集度です。
みなさん、こぞってライトタックルで底の釣りをしていました。さっきまでクランクを投げていた自分が恥ずかしくなり、私も隊列の下流側の最後尾につけて、見様見真似でディープの釣りを開始します。
目指していたポイントとは少しずれていましたが、おおむね同じエリアです。腕に覚えありの猛者たちが、これだけ集中しているにはきっと理由があるはずなので、無視して通るわけにはいきません。
そんなことを考えながら慣れないヘビキャロをリグって釣りをしていると、私のボートの近くでひときわ大きなライズが発生しました。急ぎその近くにキャストしてみると、ぐーーっと重くなるような手応え。
おそらくフォール中に食っていたのだと思われます。半信半疑であわせてみると、最初は枝かなと思ったのですが、ぐんぐんと引き込むような手応えに変わり、魚だと確信しました。
しかも、思いのほか重く、かなりの大物の様子。ぐんぐんと勢いよく持っていかれ、ついにはその魚体を拝む前に、ぷつっと痛恨のラインブレイク。
やってしまった。千載一遇のチャンスを逃してしまいました。スレ掛かりの可能性は極めて低いにも関わらずあの手ごたえ、確実に大物であったはずです。
NBCのトーナメンターをわき目に自分のロッドに大物が食いついた喜びに浸って、ドラグ調整することさえ忘れていました。そんな私をあざ笑うかのように、ドキドキの余韻だけを残してお魚さんはいってしまいました。
しばしの茫然・・・。
後に気持ちを切り替えて、ヒットポイント周辺を念入りに探り直しましたが、それっきりあたりはありませんでした。
黒潮ワンドの岬周り&本流の崩落後
定番の黒潮ワンドの岬周り
大又川と本流の合流地点のやや下流の崩落後
その後、事前に考えていたポイント(これも動画情報です)を回ってみたものの、バイトどころがヒントさえ得ることはできませんでした。
いつもよりシンカーも重くしているし、ちゃんと根掛かりもしているので底をとれていないはずはありません。ただ魚がいなかったのか、いたけど食わなかったのか、それは謎のままです。
ロングワームテキサスやネコリグ、ダウンショット、ラバージグなども試しましたが、全くの無反応でした。
まとめ
結果、坊主です。
予想はしていたし、覚悟もしていたのですが、やっぱり坊主はつらい(泣)。唯一のバイトを逃した時点で、こうなることは決まっていたのでしょう。
後味の悪いまま、今シーズンの最後になるのかと思うと残念です。
ちなみにNBC奈良チャプターの結果は、2本で5,265gを釣った山岡プロの優勝だったそうです。あのボートの群れの中に、お手本としていた本家本元がいたんですね(笑)
夕方、チャプター組が群がっていたポイントに入ってみたのですが、私には釣れませんでした(笑)。このエリアの何にそんなにも惹かれていたのか定かではありませんが、秋のディープポイントとして覚えておいて損はないということだけは確かでしょう。
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