
アマゴが禁漁期間になったので、以前から気になっていたアユイングをかじってみることにしました。
トップシーズンは既に過ぎているようですが、落ち鮎の季節までは少し間がありそうです。鮎が今どういう状態でどこにいてるのか検討も尽きませんが、下見がてらとりあえず行ってみることにします。
目次
大阪近郊でアユイングが出来る河川
- 貴志川漁協(真国川の一部のみ)
- 川上村漁協(中奥川の一部のみ)
- 津風呂湖漁協
- 木津川漁協
- 京淀川漁協
- 保津川漁協
- 賀茂川漁協
滋賀県も含めると通うのが大変になるだろうから、この辺りが無難なところかと考えています。アユルアーが可能な漁協でも一部区間に限られていることが多いので注意が必要です。また、“友鮎に準じたルアー”と“キャスティングルアー”とでもエリア分けされている所もあるようなので、各漁協へ事前に問い合わせが必要です。
最低限必要な道具
- ウェーダー&ウェーディングシューズ
- ロッド&リール
- 鮎ルアー&3本イカリ針
とりあえずこれだけあれば始められそうです。足元の装備やタモなどは渓流の基本装備ですので、テンカラのものをそのまま使用します。
ロッド&リールはバスフィッシングのものを流用します。長さが足りなかったり(鮎専用のロッドは8~9feetがベスト)、ロッドが固すぎたり、リールがやや大きかったりと、多少オーバースペックな部分はありますが、釣りが成立しない程でもなさそうです。
となると買い足す必要があるのは、アユルアーと3本イカリ針だけです。アユルアー(1,200円程)&ハリスセット(1,500円前後)で買えますので、合計3,000円程の初期投資でとりあえず事足りそうです。アユルアーにも友鮎に準じたものと、キャスティング用のものとがあるようなので、キャスティング用のものを購入します。
以前から鮎は釣ってみたいと思っていたのですが、さすがに友鮎には手が出せませんでした。しかし、これくらいの初期投資ならば、たとえ1回ポッキリとなってしまっても大きな痛手にはなりません。
真国(マクニ)川の松瀬橋周辺
落合橋より上流がアユルアー使用可能エリアとなります。
川幅は狭く里山を流れる渓流といった風情があります。既にシーズンオフなのか、釣り人の姿はおろか、鮎の姿も見えません。小さな魚はいるようですが、明らかに鮎ではない何かです。
落合橋のやや上流、松瀬橋の渓相。
川までの落差があるので、梯子をかけてくれていました。
シーズンであればテンカラでアマゴも狙えそうないい感じの渓相です。テンカラとは逆に下流へと釣り下ります。
魚っけはないですが、とりあえず初アユイング開始です。ルアーが自発的に泳ぐ程度の流れの中に通していきます。白波が立つ位の流れがちょうど良いアクションをしてくれるようです。それ以下の流れになるとルアーが止まってしまい、苔を食むような動きにはなりません。
なるべく黒い石を見つけてはルアーを通していくのですが、まあ、当然のようにアタリはありません。不慣れ+トップシーズンではないので、そう簡単には釣れてくれないようです(苦笑)
おそらく、エリアそのものが違うのでしょう。季節的に、アユはもっと下流に下ってしまっているのだろうと思われます。
しばらく釣り下ると、淵に出くわしました。淵の流れ込みには多数のコイがたむろしています。鮎の気配がゼロなので、コイ目がけてルアーを流していると思いもかけないものが引っ掛かってきました。
アユイング第一号はカワムツの稚魚(だと思われる)でした(笑) どうやら、むき出しのフックにかじりついたようです。
真国川の円明寺周辺
落合橋より上流からここ円明寺橋までがアユイング可能エリアとなります。
円明寺橋やや下流の渓相。先ほどよりも上流なのでアユはいないだろうなと思いつつも、後学の為に入渓してみます。
ここはスロープがあるので簡単に川まで降りることが出来ます。
雰囲気はいいのですが、やはり鮎はいてなさそうです。道路からみて、水中がキラキラするところに入ってみたのですが、近くまでいっても鮎らしき魚影は確認できませんでした。
しばらく釣り下ってみたのですが魚からの反応は皆無でした。しかし、ここも先ほどのポイント同様、歩きやすくテンカラも出来そうな良い渓相でした。残念ながら鮎とは出会えませんでしたが、さわがにちゃんも多く生息する、自然豊かな美しい川であることは確認できました。
最後に
本日の釣果は0匹です。カワムツは釣れましたが、本命ではないのでノーカウントですね。
ただ何となくですがアユイングのイメージが出来たので、来て良かったと思います。近々、鮎が完全に落ちてしまう前に、もう少し下流域でリベンジをしたいと思います。次行くとするなら、下流域でも釣りが出来そうな賀茂川か京淀川かなと思います。
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