『週末アングラーの釣行記』七色ダムはネコリグ向き⁉

釣り
Angler
未だにバイブレーションの使い方がわからない、そんな釣り歴だけは長い週末アングラーです。ハードルアーって意外と釣れる?!と思いだしたのはつい最近のこと。ようやく本当の意味でバスフィッシングが楽しくなってきました。いつまでたっても未熟な私ですが、へたくそなりの目線でバスフィッシングの魅力や初歩を共有していけたらなと考えています。

フィールド条件

  • 8月初旬の七色ダム。
  • 晴天無風で気温は真夏日。
  • 水温は24.5℃~26.5℃。水が動いていないせいか、上流付近でも水温の差はさほどない。

とりあえず朝一は大又川のバックウォーターを目指します。バックウォーターの魚の差し具合を見ながら釣り下ってくる予定です。朝のいい時間はペンシルやピクロをメインに表層を探って、徐々にレンジを下げてシャロークランク辺りで釣れてくれればうれしいなというところです。それでも反応が悪ければカバーにネコリグやミドスト(うまく出来ないのだけれど・・・)を投げまくる作戦です。

 

大又川上流

まずは最上流部の流れ込みを目指します。途中、 最上流部手前の大きなベンド(インサイドのシャローフラット)にボイルを多数確認したのでボートをとめて釣りを開始します。

かなり浅いエリアでコイやハスなどの姿が目視で確認できます。見えなくてもバスもいるだろうと思い、予定通りトップウォーターから投げ始めます。

数投した後に、「バシャーン!」と大きなスプラッシュ音が鳴り、心臓をバクバクさせながら合わせてみると、かなりこぶりなバスがついてきました。

ど派手な登場のわりに、ルアーより一回り大きいだけのかわいいバスでした。とはいえ、これも貴重なモーニングフィッシュです。お魚さんの気分次第では、普通に坊主もあり得る七色ダムだけにうれしい1匹です。

個人的にシャワーブローズ・ショーティはすごくお気に入りです。よく釣れると言えるほど数を釣ってはいないのですが、とにかくよく飛び、大きすぎず、さらにドッグウォークさせやすいのでとても使い勝手がいいのです。七色ダムのようなクリアレイクでは朝の定番ルアーです。



そのままバックウォーターを目指して釣りあがります。このエリアはシャローフラットと深い側には大岩が混じるエリアで、過去にクランクベイトで爆釣した実績のあるエリアです。

今日は深い側ではなくサンドバーのシャロー側に多くの魚影が確認できます。やはり朝だしシャローに差してきているのでしょうか。ここぞとばかりにピクロ、ミノー、シャロークランク、ネコリグと次々と投げ込んでみますが、ピクロとネコリグに子バスが反応しただけで釣果に至りませんでした。ピクロにかなり期待しているのですが、なかなか食うまではいかないんですよね。



バックウォーターの手前、大きなレイダウンがあるエリアは一際魚影が濃かったです。ウグイやコイもたくさんいるのですが、40~50UPサイズはもちろん、明らかに60UPはあるであろうバスの姿も確認できました。ウグイの活性は高いようで、時折ネコリグをつつきに来てくれるのですが、バスは知らんぷりです。

そんな中、50はあろうかというバスが岸際にぷかーっと浮いているのを発見しました。少し離れたところにネコリグをキャストしても無反応、底でピクピクとアクションさせても無反応でしたが、岩盤の上からポロっと落とした時だけクイッと反転してパクっと咥えたのです。

ラインが走るのを待ってから力強く合わせたのですが、きれいにマグナムスワンプクローラーの下半分だけ切り取られていました。針まで咥えていなかったのでしょうね。いいサイズだっただけに悔やまれますが、一筋の光明が見えた気がしました。

ぼーっと浮いているバスも、岸際から落ちてきた長いものには反応するようです。その後はかなりタイトに、一旦岩盤に当ててから落とすように心がけました。そのおかげか、2~3匹のバイトは得られましたが、いずれもショートバイトで乗り切らずでした。もしかしたら、送り込みが足らなかったのかもしれません。

 

高尾谷のバックウォーター

ワームの釣りばかりでは疲れるので、しばらくクランクやスピナベを投げてルアーフィッシング気分を楽しんでみたのですが、バスからの反応はありませんでした。

ニゴイは釣れました(笑) しかし、今日はどうやら横の釣りでは反応してくれない様子です。

仕方がないので昼からはスローで地道なワームの釣りに専念します。

七色ダムは魅力的なポイントが多すぎて、全部打っていくうちに日が暮れて坊主なんてパターンがよくあります。だからあまりスローな釣りはしたくありません。池原ダムなら明確な岬があり、ダウンショットで粘れば必ず1匹は取れるといったポイントがあるのですが、七色ダムは絶好のカバーばかりで絞り切れないのが難点です。

この日もc4リーチやHPシャッドのダウンショットなんかも投げてみたのですが、やはりしっくりきません。壁ドンからのフォールで食ってきたバスの姿をイメージしながら、バスが浮いてそうなストラクチャーを探します。

コツコツと岸際に打ち込んでいくと、着水後にスーーっとラインが走りました。

今度は十分に送り込んでから、しっかりと合わせます。

45㎝のでっぷりおなかのナイスバスです。

送り込みすぎたのか?端から丸のみだったのか?いずれにせよ針は喉の奥のほうにかかっていました(笑)。喉にはワーム以外に未消化の獲物も入っていたので、かなりの食いしん坊さんのようです。

1mもない浅いエリアですが、倒木の一番奥に潜んでいた感じです。

 

同じエリアでもう1匹見えバスを追加。やっぱりネコリグです。


最後に

本日の釣果は3匹でした。晴天無風の七色ダムにしてはまずまずかなと思います。

帰着時間前に再び魚影が濃かった倒木エリアに戻ったのですが、追加で釣り上げることはできませんでした。ミドスト(のつもり)も投げてみましたが、子バスが反応するだけでバイトには至りませんでした。

せめて5匹は釣りたかったところですが、いいサイズも混じったし、壁ドンからのフォールパターンらしきものも少しだけ見えたので、晴天無風の七色ダムにしてはまずまずの釣果だったのではないかと思います。

コメントはまだありません

コメントを残す

釣り
『週末アングラーの釣行記』 春爆を求めてその2 風屋ダムにて

Angler 未だにバイブレーションの使いどころがわからない、そんな釣り歴だけは長い週末アングラーで …

釣り
『週末アングラーの釣行記』 春爆を求めて早春の池原ダムへ

Angler 未だにバイブレーションの使いどころがわからない、そんな釣り歴だけは長い週末アングラーで …

釣り
ウェーディングシューズ&ウェーダーを新調

Angler シンプルな道具と己の技術だけを頼りに魚と向き合うストイックなスタイルに憧れて始めたテン …