
- 8月中旬の天川村・布引谷
- 50%の雨予報だったのに、実際は晴れ時々曇り。
- 気温26℃。水温は17℃前後。
- 水の量は平水よりやや多め
天気予報というものは本当にあてにならない。どのサイトを見ても50%以上の降水確率、しかも雷を伴うとの予報もあった。雨雲レーダーの予想でもしっかり雨のはずだった。しかし、実際は快晴といっても良いほどの好天。予報に騙されたのだろうか、釣り人の姿も川遊び客の姿も少ない。
布引谷
神童子谷との分岐点から入渓。水の量は多いが、釣りあがることに支障が出るほどでもない。この区間は道路沿いを流れる平坦区間なので、これぐらいの増水であれば歩きやすさに影響はない。水が多い方が魚の活性もあがるので、今日は期待できそうだ。
しかし、小一時間ほど釣りあがるも全くアタリがありません。風のせいでキャストが定まらず、なんとなく波に乗れないのが原因だろうか。頭上の木々が邪魔して釣りにくかっただけなのか。それとも真夏というシーズンだから活性が低いのか。
そんなことを考えながら釣りをしていて、ふと毛バリが付いていないことに気がつきました(恥) いつなくなったのだろう? そりゃ、針つけないと釣れません(笑) いろんな原因を考えていたのですが、釣れない原因は針がついていないという、なんとも恥ずかしい落ちでした。
気を取り直して、今度はちゃんと毛バリをつけてキャストし直します。ビーズヘッドのわずかな重みでも、あるのとないのとではキャスト精度に大きな影響が出ます。おかげでビシビシと狙い通りにキャストが決まるようになりました。すると・・・
自己ベスト更新となる26㎝の大きなイワナをゲットしました。尺にはまだ及びませんが、大いなる進歩を感じます。
やはりいい場所にはいい魚がついています。立派な美しい魚体です。何より素晴らしいのは、このサイズのイワナにも関わらず、1匹もウオジラミがついていないことです。そう考えると、川上村より天川村のほうが水が綺麗なのかもしれません。
その後、調子を取り戻し、小さい~アベレージサイズのアマゴを連発します。
空に雲がなくなり、気持ちの良い晴れ間が出ています。気温もさほど高くなく、絶好の釣り日和となりました。
気持ちよく釣りあがる中で、20㎝オーバーの良型アマゴちゃんをゲットしました。今日はお持ち帰りしませんが、食べごろサイズの肉付きの良い魚です。こうした浅いところにもいい魚がはいっているようです。
これも23㎝のグッドサイズ。やはり大場所にはいい魚がいます。こういう場所の魚はなかなか口を使ってくれないのですが、この時は簡単に食ってきてくれました。おそらく手前の岩がいい感じで気配を消してくれていたのだと思います。こういう開けた深い場所で掛けると、魚とのファイトが楽しめるので良いですね。
その後もポツポツと釣れ続けます。
シーズン通算100匹達成‼
今日は無理だと思っていたのですが、予想以上に釣果が伸び悲願の3桁を達成することができました。ありがとうイワナくん。テンカラを始めて苦節5年、こんな日が来るとは想像も出来ませんでしたが、ようやくテンカラ師の仲間入りができた気分です。
本当は、メモリアルフィッシュとなるはずの魚はこれより一回り大きいアマゴちゃんでした。しかし、ランディングの瞬間にネットで空振りするという大失態を犯してしまい、空中でビヨーンとなった反動で針が外れてしまいました(笑) 偉業達成を目前に気持ちが急いていたんでしょうね。メンタル弱すぎます。
目標は達成されたのですが、まだ少し時間があるので更に釣りあがります。
本日の最後の1匹は色素の薄いイワナくん。これも23㎝と良いサイズでした。まだまだ釣れそうな雰囲気でしたが、約束していた帰着時間となったので納竿とすることにしました。
最後に
真夏にも関わらず計13匹と、我ながら好釣果でした。しかも26㎝を頭に4本も良型が出て、魚とのファイトも存分に楽しめた1日でした。
シーズンオフまであと1か月程。あと何回釣りに行けることやら。目標としていた3桁も達成出来たので、次はドライテンカラ縛りで挑んで見るのも一興かなと考えています。
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