• 9月下旬の七色ダム
• 朝の気温16℃・水温23℃
• 晴れ・水の色はやや笹濁り

モーニングタイム

表層でチェイスしている様子はないですが、とりあえず朝なのでトップから投げ始めます。高活性といった様子でもなさそうなので、下から引っ張り出すイメーで、クランポをストップ＆ゴーさせて誘います。

イメージがぴったしかみ合ったのか、止めていたルアーをふわっとあがってきたバスがひったくっていきました。水面を激しく割るバイトではなく、忍び寄って引きずり込むようなバイトです。

40㎝弱ではありますが、朝からいいパスが獲れました。狙い通りの魚に大満足です。

しかし、クランポはいい仕事をしてくれますね。風屋ダムでは爆釣だったのですが、正直七色ダムで通用するのか不安でした。しかし、どうやらその実力は本物だったみたいです。

既に一仕事終えましたので、充足感の中ゆっくりと釣りをすることが出来ます。しばらくして、再びピチャとバイトがありました。残念ながら乗りはしませんでしたが、魚からの反応は上々のようです。攻め方が間違っていないことに自信を深めます。

その後も気持ちよく流していると、今度はしっかりとバイトしてきました。ふわっとあがってきて、迷いなくルアーを加えて引きずり込んでいきます。バシャではなくピチョって感じの控えめなスプラッシュ音も１匹目とほぼ同じです。

うーん、素晴らしい。上出来すぎるモーニングタイムです。ローライトと笹濁りのコンディションが絶妙にいい感じです。

しばらく流すと、今度はチェイスしてくる魚影があります。下にはつきますが、口までは使ってくれません。仕方がないのでフォローでヌードルを落とすと1発で食ってくれました。

もしかしたら今日の七色ダムはデレデレの日なのかもです。秋だけに坊主も覚悟していただけにうれしい誤算です。

バックウォーター付近

大又川のバックウォーター付近も念のためチェックしておきます。ざっくり見る限り目立つ魚影はありません。落ちアユの気配もまだなさそうな感じです。ただ、子バスがちょろちょろしていましたので、一応戯れておきます。

後半戦

昼からは黒潮ワンド周辺やダムサイトなどをメインに釣りをしました。朝からポンポンと調子よく釣れたので、本流に行けば巻いて獲れるのではないかと淡い期待をしておりました。しかし、朝の釣果が嘘のように魚の反応はよろしくありません。

夏場であれば子バスが群れているダムサイトも閑散としています。時折、クルーズしている単体がいるのですが、ヌードル8inchにも全く反応を示してくれません。このワームで駄目ならば、もう為す術がありません。後は一発を期待して巻き続けるのみです。

帰着時間が迫ってきたので、朝に反応が良かったエリアに戻り再度流してみたのですが全くの無反応でした。やはりモーニングタイムでないとダメなようです。

最後に

結局、昼からはクランクベイトで２バイト・ノーフィッシュでした。ワームには一切反応がありませんでした。

午後から急に季節が進んだように感じました。秋の気配が増して、これぞ秋の七色ダムといった手厳しい印象となりました。とはいえ、モーニングタイムのおかげで、個人的には十分な釣果を得られたので、本日の釣行は大成功といったところです。