『テンカラビギナーの釣行記』 禁漁間近。2024年の最後の天川村

テンカラ
Angler
シンプルな道具と己の技術だけを頼りに魚と向き合うストイックなスタイルに憧れて始めたテンカラ。最近になって、ようやく趣味はテンカラですと胸を張って言えるようになりました。まだまだ発展途上ではありますが、未熟なりにテンカラの魅力や楽しさを伝えていければなと考えています。

 

    • 9月初旬の天川村・深谷
    • 気温 29℃
    • 水温 21℃

8月は何かと忙しく、釣りに行けませんでした。そして気づけば禁漁期が間近に迫っていました。午前中は仕事だったのですが、急いで切り上げ、今年最後となるであろう釣行に向かいます。

 

深谷

天川へ車を走らせている間、やけに車の数が多いことが気になっていました。道中にできた“KITO FOREST MARKET SHIMOICHI”のせいかと思っていたのですが、後に純粋に川遊び客が多いせいだとわかりました。

山上川の上流に入ろうかと考えながら車を走らせていたのですが、あまりの車の多さに嫌気がさして、急遽人が少ないであろう深谷に入渓することにしました。最後の釣行はゆっくりと邪魔の入らないところで楽しみたかったからです。

入渓後すぐに魚が釣れましたが、KING OF 外道のタカハヤ君でした。これまで私はずっとこの魚をアブラハヤだと呼んでいましたが、最近になってこれはタカハヤなのではないかと思うようになりました。一番の理由は黒色縦帯がほとんど見られないことです。もちろん個体差や生息地で微妙な色の違いがあるので断定はできませんが、私の中ではこれをタカハヤだと認定することにしました。魚の見分け方って本当に難しいです。未だにカワムツとウグイの稚魚の見分けもつけられません(笑)

興味深い記事がありましたので詳しくはこちらで。https://aiamuhuna.hatenablog.com/entry/aburahaya-takahaya

 

その後、しばらく釣りあがりますが、釣れてくるのはタカハヤばかりです。そんな中で1匹、大物(25㎝前後)が掛かりました。抜き上げた拍子に針が外れてしまい、私の後方の流れの中にオートリリースしてしまいました。

サイズ感は分かったのですが、一瞬のことで魚種までは確認できませんでした。全体的に白っぽく模様らしきものが見えなかったので、アマゴやイワナではなさそう。でもカワムツにしては大きすぎます。ウグイだったのかな? 逃がした後では調べることも叶わず、もやもやした気持ちだけが残ります。

 

しばらくして、待望の1匹が釣れました。

小ぶりですが、坊主逃れの貴重な1匹です。この暑さにも負けず、食ってきてくれたアマゴちゃんに感謝です。

 

その後もタカハヤの猛バイトは続きます。流れてくる毛バリより上から落ちてくるものに異常な反応を示します。しかも、静かに着水させるより、ぴちゃっと音がする方が好きなようで、音を聞きつけては一目散に食いついてきます。これはこれで面白いので、しばしお戯れの時間が続きます。

 

そんなことをしている間に、もう1匹アマゴちゃんを追加しました。

渋いとはいえ、やはり、アマゴはちゃんと流れの中にいるようです。

釣れたアマゴ以外にも数匹目視で確認しました。こちらに気づいてはいないはずですが、2~3度毛バリを流すと完全に見切ってしまい、どこかに逃げて行ってしまいました。一瞬毛バリに反応はするも食い切らないところ見ると、やはり活性は低いようです。

 

 

最後に

本日の釣果はアマゴ2匹&タカハヤ多数といったところです。昼からの短い釣行でしたし、まだまだ真夏の暑さだったので、まあ及第点といったところでしょうか。

今年の天川はこれで最後です。アマゴ&イワナとは来シーズンまでお別れです。

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