アマゴの解禁日は3月に入ってから。バス釣りも頑張ればいけなくもないが、どうせ坊主だろう。そんな晩秋から2月末迄のこの暇な時期を埋めるべく、海上釣り堀に初挑戦しました。
海釣りの経験はほとんどなく、わからないことだらけです。勿論、道具もありませんので、ロッドもレンタルです。家にある一番でかいクーラーボックスだけ持って、お持ち帰りする気満々で行ってまいりました。
目次
海上釣り堀 岬
大阪市内から約1時間で行ける、岬町にある海上釣り堀です。深日(フケ)漁港内に位置し、湾内に生け簀があるので波もなく快適です。陸続きの筏なので歩いて渡れます。
料金 大人 1日 11,000円(税込)/ 女性・子供 5,500円 7:00~14:00
大人 半日 5,500円(税込)/ 女性・子供 5,500円 10:30~14:00
サンクスコースという5,500円/1日のお得なプランもあります。1日12名限定で、放流の回数が半分になるそうです。それにしても5,500円はかなりお得です。
駐車場は約100台。広々としたスペースがあるので、駐車スペースの心配はなさそうです。トイレは仮設トイレが3基あります。
今回は一般コースなので、一般筏で釣りをしました。流れは以下のようになります。
受付(6:30迄)
料金を支払い、入場整理番号をもらう。レンタルがある場合はこの時に申告します。餌も必要ならばこの時に購入します。
- レンタルロッド(仕掛け込み) 1,000円
- タモやスカリは筏にて無料レンタル可。タモは一人ではなく共用といった感じです。
- 餌(生ミック・ササミ・冷凍活けエビ・キビナゴ)だったような・・・ 各400円ぐらい
- 針 400円弱 注)仕掛けやタナとりオモリは売っていないので、事前に購入しておきます。
集合&入場(6:30)
橋の手前で集合して説明を聞き、整理番号順に入場します。予約順になっており、早く予約をすれば好きな釣り座につけるシステムです。
釣り開始(7:00)
釣り開始までの30分で準備します。タナの調整をしたり、身の回りの準備を済ませ、釣り開始の合図を待ちます。
魚捌きサービス(11: 00)
魚を捌いてほしい人は、この時点で釣った魚とクーラーボックスを持って依頼します。魚によって捌き代は変わるようです。
鯛200円~ 青物300円~ ふぐ500円~ 氷100円/バケツ1杯
13:00に追加の魚がないかと聞きに来てくれます。追加があればこの時にお願いできます。
放流
一般コースでは5回放流してくれました。サンクスコースでは2回のみだそうです。
1回目:真鯛、2回目:絹姫サーモン、3回目:トラフグ、4回目:クロソイ、5回目:ガシラ。
魚種は時期によって変わるようで、青物の放流はありませんでした。残っているメジロなどはいましたが、まったくやる気なしでした。
釣り終了(14:00)
片づけをして、受付前に置かれた、自分のクーラーボックスを回収して終了。
釣り座は防波堤側の角が良い??
釣り座は早い者勝ちですが、角がやはり人気のようです。常連さんはしっかりと角をキープしておられました。
私と娘が陣取ったのは長方形の長い辺のど真ん中でした。そこしか空いていなかったということもありますが、なにせ二人とも初めてなので、広々としたところで、お隣に気を遣わずに釣りがしたかったという思いもあります。
1日を通してみると、やはり角が釣れている様子でした。竿頭の常連さんでタイを中心に10~12匹といったところでしょうか。調べたところ防波堤側が良いとの情報がありましたが、その人は防波堤側ではない角に座していました。日によって当たり外れがあるのだろうと思いますが、全体的に角の人しか釣れていないことに変わりはなさそうです。
餌選びが重要
魚ごとに当たり餌なるものがあるそうで、それを見極めるのが釣果の決め手となるようです。今回、私が用意したエサは以下の4種です。
- 生ミック(釣り具屋で事前に購入)
- キビナゴイエロー(釣り具屋で事前に購入)
- ササミ(現地調達)
- 冷凍活けエビ(現地調達)
これだけあれば大丈夫だろうと安易に考えていましたが、甘かったようです。事前に放流されている魚を調べ、それに合わせてエサを準備する必要があると学びました。
- 真鯛:エビ・ササミ(ダンゴ系は要らないとスタッフが言ってました・・・)
- 絹姫サーモン:ブドウ虫(ブドウ虫は川だけで使うものと思い込んでいました)
- クロソイ&トラフグ:キビナゴ(足で踏んで潰した方が匂いが出て釣れるそうです)
- ガシラ:アオイソメなどの虫系
持っている人と持っていない人では、やはり釣果に差が出ます。対面に座していたおじさんは、ブドウ虫持参でサーモンを連発していました。アオイソメでも数を釣っている人がいました。
私はそのどちらも持っていなかったので、当然釣れません(笑) 1種類は虫系があったほうが良さそうです。
タナとりが肝要
スタッフに聞けば魚ごとのタナも教えてくれます。お願いすれば、タナとりもやってくれますが、毎回スタッフにタナとりをしてもらうわけにもいかないので、タナとりオモリはマストアイテムです。
- タイ:底から10㎝~30㎝
- 絹姫サーモン:ウキ下一ヒロ
- クロソイ:壁際の底ベッタリ
- ふぐ:ウキ下二ヒロ
- ガシラ:底ベッタリ
だそうです。聞けば親切に教えてくれます。特に子供にはなんとか釣らせてあげようと、スタッフの方も一生懸命にアドバイスをしてくれてました。
釣果
スタッフのアドバイス&ビギナーズラックのおかげで、親子でなんとか1匹ずつトラフグを釣り上げることができました。私も娘も当たりを感じることなく、向こう合わせで勝手に釣れた感じでしたけれど(汗) ほんと、釣れて良かったです。
HPでは太一魚用のワイヤーハリスが必要と書いてありましたが、フロロの3号でも切られることなく釣り上げることができました。
この日は15名程の釣り人がいましたが、4.5人は坊主だったように思います。釣り堀だからといって簡単には釣れないのだなと痛感しました。
底が網ですので、思いのほか根掛りしてしまいました。予備の仕掛けをタイ用と青物用の1セットずつしか買っていかなかったので、最後には仕掛けがなくなってしまい、タナとりオモリでダウンショットをリグる羽目になりました。
そんな調子ですので、最後まで底で当たりをとることができず、ラッキーで釣れたフグ2匹のみとなりました。ふぐは美味しく鍋にして頂きましたので贅沢なことは言えませんが、やっぱり1匹でも良いので真鯛が釣りたかったですね。次は真鯛に狙いを定めてしっかりと準備していきたいと思います。
コメントはまだありません