2021年3月14日、待望の天川の解禁日がやってきました。ですが残念なことに、この日は朝から外せない予定があったので釣行は諦めていました。しかし、思いのほか予定が早く終わったので、解禁日の雰囲気を味いつつ年券の購入だけでも済ませておこうと思いたち、急遽天川へ向かうことにしました。
到着して釣りを始めたのが午後2時過ぎのこと。日暮れ前までの短い時間ですが、解禁日パワーを期待してワンチャンスに賭けます。
観音峰登山口休憩所から入渓
時間があまりないこと、解禁日パワーがまだ残っているであろうことを理由に、放流区間である山上川のこのエリアに狙いを定めます。
ここは駐車場&トイレがあるので非常に入渓しやすい場所です。さらに放流ポイントでもあるので混雑は必至かと思われたのですが、到着時にはすでに朝から釣りまくった人たちの引き上げ準備が始まっていました。
隣で帰り支度をしている初老の男性と話をしたところ、「嫌になるほど釣れました。」と大きな笑みと共に、アマゴでパンパンに詰まったクーラーボックスを見せてくれました。イクラで釣ったというアマゴがざっと30~40匹は入っていました。
さ、さすが解禁日・・・。入れ食い管理釣り場状態だったことが容易に想像できます。テントを張って場所取りをしつつ朝を待っていた人もたくさんいたらしく、今日一日でかなりの量の魚が釣りあげられたことは間違いありません。
しかし、まだ手付かずの魚は残っているはずです。基本的に解禁日や放流日にくる人は大きなクーラーボックスを持っているので、ほとんど移動はしないはず。釣り上がっていけば、テンカラだからこそ釣れる魚と出会えるはずです。
自作毛バリでのファーストフィッシュ
しばらく釣り上がった所で、ラインが止まるようなアタリがありました。慌てて合わせたのですが、食いが浅かったのか、アワセがはやすぎたのか、一度は針がかかったもののすぐにバレてしまいました。
がっくりしながらアタリのあったエリアの反対側に回り込んでみると、数匹の魚がもぞもぞ動く姿が視認できました。時折、水面に顔を出す魚もいて、かなりアクティブに動いている様子です。
これぞ解禁日の恵みとばかりに、何度も同じところに毛バリを通します。水中できらっと光ったり、明らかに水面に出てきて食い損なったりして、ヒットに至らないものの毛バリへの反応は上々で期待が膨らみます。
何度となくキャストし直すうちに、ようやくファーストフィッシュをゲットしました!
まだパーマークがうっすらと残る小さなニジマス君です。自作毛バリで釣れた記念すべきお魚さん第一号です。
やっぱり毛バリってなんでもいいんですね(笑)。自分で巻いた毛バリで釣れるとしみじみとそう感じます。ちなみに針は16♯です。
ここにいる魚は全部ニジマスなのかな?と思いつつ、同じ場所で釣り続けると今度はアマゴが釣れました。
アベレージサイズの茶色っぽいアマゴ(放流されたやつかな?)。ようやく本命に出会えました。
結局この場所で、5~6回アタリがありましたが、獲れたのは2匹のみという情けない結果になりました。1匹は足元でバラシ、もう一匹は強く引き抜き過ぎた為に私の後方へ飛んで行ってしまいました(笑)。もうすこしじっくり待ってからアワセる技術が必要なようです。
とはいえ、こんなにもアクティブな魚が溜まっていることに驚きです。さすが解禁日。
その後、少し釣り上がったところで小さいアマゴを1匹追加しました。小さいからかな?色白でさっきのアマゴとは少し色味が違います。私の中では、こっちの色味が天然アマゴなのではと勝手に考えています。
いい感じでビーズヘッドの毛バリを咥えてくれています。「こんな毛バリに食いついてくれてありがとう。」、そんな思いがじわじわとこみあげてきます。
タングステンヘッドの2.7㎜を使用しているのですが、非常によく飛ぶのでかなりいい感じです。ただ若干重すぎるのか、何度か根掛かりする場面がありました。飛距離や操作性をキープしつつ、根掛り回避の為にもう少し軽いビーズヘッドを使った方がいいのかもしれません。
最後に
解禁日の釣りのパターンは二つ存在すると感じました。
- 魚影が明らかに濃い大激戦区の放流区間を狙う
- 源流域のノープレッシャー状態の天然魚を狙う
天川村周辺の道路には冬季通行止めになる区間があります。それが毎年3月15日迄は通行止めと決まっているそうで、解禁日にも係わらず入れないエリアが存在する矛盾が生まれます。
解禁日なんだから通行止めも解除してくれよ!と思いつつも、ならばその通行止めエリアに徒歩で釣り上がればいいんじゃないかとも考えます。魚影の濃さをとるか、ノープレッシャーをとるか、釣り人としてはどちらも捨てがたいシチュエーションです。
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