「完全なズルズルドンポンッ!」コブ初級者にちょうどいいDVDを発見

スキー

遂に見つけた、今の自分にピッタリのレクチャーDVD

「ズルドン脱却その前に‼ 完璧なズルズルドンポンッ」 

これめちゃくちゃお勧めです。コブ専門のインストラクター 小保内(おぼない)祐一さんのレクチャーDVDなんですが、難しい専門用語はほとんどなく「ドン」「ポン」「ぎゅっ」といった簡単な言葉で説明してくれているのでとても分かりやすいです。

薄々気付いていたのですが、これまで見てきたレクチャー系のDVDや動画は、私のレベルに適したものではなかったように思います。少々レベルが高すぎたのでしょう。

同じくダイレクトラインコブスクールの高橋正二さんのDVDもいくつか見たのですが、途中でついていけなくなりました。(全5巻の内の4巻目くらい・・・)

ついていけなくなった理由は明白で、基礎が出来ていないからです。そんな私の基礎の空白部分を埋めてくれる、かゆいところに手が届く一本です。DVDのタイトルにもあるように、完璧なモーグルの滑りを目指す前段階としてピッタリの内容となっています。

 

こんな人にお勧め

  • コブの中でスピードコントロールが出来ない
  • ターンが遅れてしまう
  • コブの中で板をうまく回せない
  • 上手い人のライン通りに滑ることが出来ない

これは私の今の現状です。私と同じようにつまづいているおられる方には是非見てほしいです。目からうろこの内容で、なかなか誰も教えてくれないようなこと、そうそこってところを解説してくれています。

最終的な目標はモーグル選手のような滑りなのですが、その境地に一足飛びで辿り着けるはずもありません。そして目標はまだまだはるか先にあります。

そんな私でも「ズルドン」の滑りはどこかカッコ悪いと考えている節がありましたが、このDVDを見て改めました。まずは完璧なズルドンを目指す。そして、その先に目指すモーグルの滑りがあるのだと再認識しました。

 

 

目からうろこのレクチャー内容

ヒーローの登場シーンのような格好いい急停止

小保内さんはDVDの中で急停止の大切さを力説しています。コブの中で急停止が出来るということは、すなわちスピードをコントロールできるということに直結するからです。

それに、なんといっても小保内さんの急停止は格好いいんです。ヒーローが登場する時のような決めポーズで、ビシッと止まります。とりあえずそれだけでも真似したくなる。

ですが、この決めポーズをただ格好つける為だけにやっているわけではありません。コブの中での一連の動作の1シーンを切り取った形になっており、次のターンに入りやすい形となっています。

体は常にフォールラインを向いており、ストックを進行方向に向け、行く先を指し示すように構えることで、上体が遅れることなく次のターンに入っていけるというわけです。

急停止のコツやエッジングの角度なども細かく教えてくれるているので、自分の悪い点に気付き修正することが出来ます。

 

「ぎゅっ」とする場所が間違っていた?

私はこの「ぎゅっ」とブレーキをかける場所を間違えていました。

他のスキーヤーの滑りを見ながら、「ドン」のタイミング(=壁に当たるタイミング)でブレーキングをしているんだと勝手に思い込んでいました。しかし、実際はそうではなかったようです。

「ぎゅっ」とブレーキをかけるのは、「ドン」と当たる前だったのです。「ドン」のタイミングで「ぎゅっ」と踏ん張ってしまうと、逆にスキーが走ってしまい暴走の原因になってしまうとのこと。

どうりで今までスピードコントロールが出来ていなかった訳です。これはまさに目からうろこのアドバイスでした。

 

このDVDを見た後の滑りに変化が・・・

ゆっくり滑ることが出来るようになった

これがやはり一番の成果なのではないでしょうか。ゆっくり滑ることで、スピードへの恐怖心は消えます。さらに頭の中でやるべきことを整理する時間が生まれるので、余裕を持って滑れるようになりました。

暴走しそうになったら、「ぎゅっ」を強く意識する。最悪、そこで止まってしまってもいいのだと思うと、かなり安心です。

 

上体が遅れなくなった

例のあの格好いい急停止のポーズを意識してすべっていると、体の遅れがなくなります。「ぎゅっ」とすると同時に、次のターンの始動が始まっているので、自ずとターンが速く、リズムもよくなります。すると、自然と板もスムーズに回ってくれる。本当にいいことだらけです。

 

コブの中での一連の動作をイメージできるようになった

「ぎゅっ」と減速した後に「ズル」と滑る、「ドン」と壁に当れば「ポン」と切り返す。そして、切り返したらまたすぐに「ぎゅっ」と減速、後は同じ動作を繰り返すだけ。

この「ぎゅっ・ズル・ドン・ポン」の一連の動作を理解すること、そしてコブの中でスピードコントロールをすることで、かなり安定して安心して滑れるようになりました。

今までの私は、とりあえずコブのラインにのることだけを考えてました。あとは勇気と身体能力だけで乗り切る!対処しきれなくなると発射して終了みたいな滑りでした(笑)

 

まとめ

  • これからコブを滑りたい人・うまくコブが滑れない人におすすめの即効性の高いDVD
  • 格好いい急停止が出来ると、ゆっくり滑れるようになる
  • 「ぎゅっ」とする場所が大切
  • 「ぎゅっ・ズル・ドン・ポン」と一連の動作をイメージしながら滑る

このDVDを見終わった後に、再び高橋正二さんのDVDを見てみると、なるほどこういうことかと気づく点がたくさんありました。今まで見えていなかったものが見えてきた感じで、基礎の空白部分が埋まっていくような感覚でした。

小保内さん、高橋さんともに同じダイレクトラインコブスクールの講師であるので、目指す最終目標は同じのはずです。ですので、今後は今持っている高橋さんのDVDを見返しながら、次なるステップを目指して練習しようと思います。あるいは小保内さんの別バージョンも購入しようかな、なんて考えたりもしています。

気になる方は併せてチェックしてみてください。ダイレクトライン出版 https://store.directline.pub/


 


 

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